聖書箇所 マタイ5章17-20節  完成するため   戻る

17 わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。
18 はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。
19 だから、これらの最も小さな掟を一つでも破り、そうするようにと人に教える者は、天の国で最も小さい者と呼ばれる。しかし、それを守り、そうするように教える者は、天の国で大いなるものと呼ばれる。
20 言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義に勝っていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることができない。」

参照:マタイ5/17→律法
★Ⅰ列王記8/9 箱の中には、二枚の板の他には何も入っていなかった。これは、イスラエル人がエジプトの地から出て来た時、主が彼らと契約を結ばれたときに、モーセがホレブでそこに納めたものである。
★申命記4/40 今日私が命じておいた掟と命令とを守りなさい。あなたも、あなたの後の子孫も、しあわせになり、あなたの神、主が永久にあなたに与えようとしておられる地で、あなたが長く生き続けるためである
★十戒→神を愛する4戒・隣人を愛する6戒。⇒出エジプト20章2-17・申命記5/6-21
1.あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。
2.あなたはいかなる像も造ってはならない。それらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。
3あなたの神、主の御名をみだりに唱えてはならない→レビ記19/12 あなたがたはわたしの名によって偽って誓ってはならない。あなたの神の御名を汚してはならない。
4.安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。→マルコ2/27 安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。
5.あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生きることが出来る。
6.殺してはならない。
7.姦淫してはならない。
8.盗んではならない。
9.隣人に関して偽証をしてはならない。
10.隣人のものを一切欲してはならない。(ねたみ)
 
参照:マタイ13/20 律法学者やファリサイ派の義に勝っていなければ→
★マルコ7/7 人間の戒めを教えとして教え、むなしくわたしをあがめている。(安息日には何Km以上歩いてはならない等)
★イザヤ29/13 この民は、口でわたしに近づき 唇でわたしを敬うが 心はわたしから遠く離れている。彼らがわたしを畏れ敬うとしても それは人間の戒めを覚えこんだからだ。
★ガラテヤ5/16 御霊によって歩みなさい。5/18 御霊によって導かれるなら、あなたがたは律法の下にはいません。(御霊→愛)
★Ⅱコリント3/6 神はわたしたちに、新しい契約に仕える者となる資格をくださいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者です。文字は殺し、御霊は生かすからです。(御霊→愛)
★ヨハネ13/34 あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。(私があなたがたを愛したように→十字架上の愛)
★ローマ13/8-9 人を愛する者は、律法を全うしているのです。「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、その他どんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。
★ローマ13/10 愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。(律法の完成律法を完成するために模範としてイエス様は十字架上で愛を示された。
★マタイ12/5 また、安息日に宮にいる祭司たちは安息日の神聖を冒しても罪にならないということを、律法で読んだことがないのですか。(祭司はパンを作り食べメッセージをし祈りをする→仕事は働いてお金をもらう事)→イエス様は安息日を聖なる日として完全に守っておられた。
★出エジプト12/16 どんな仕事をしてはならない。しかし、皆が食べなければならないものだけは作ることができる。
★1ペテロ2/22 キリストは罪を犯したことはなく、その口に何の偽りも見いだせませんでした。
★1ペテロ1/19 傷もなく汚れもない子羊のようなキリストの、尊い血によったのです。
★マタイ27/30,31 そのとき、イエスはもう一度大声で叫んで、、息を引き取られた。すると、見よ、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた