聖書箇所 第一ペトロ2章11-32節 自由な人として 戻る
11 | 愛する人たち、あなたがたに勧めます。いわば旅人であり、仮住まいの身なのですから、魂に戦いを挑む肉の欲を避けなさい。 |
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12 | また、異教徒の間で立派に生活しなさい。そうすれば、彼らはあなたがたを悪人呼ばわりしてはいても、あなたがたの立派な行いをよく見て、訪れの日に神をあがめるようになります。 |
13 | 主のために、すべて人間の立てた制度に従いなさい。それが、統治者としての皇帝であろうと、 |
14 | あるいは、悪を行う者を処罰し、善を行う者をほめるために、皇帝が派遣した総督であろうと、服従しなさい |
15 | 善を行って、愚かな者たちの無知な発言を封じることが、神の御心だからです。 |
16 | 自由な人として生活しなさい。しかし、その自由を、悪事を覆い隠す手だてとせず、神の僕として行動しなさい。 |
17 | すべての人を敬い、兄弟を愛し、神を畏れ、皇帝を敬いなさい。 |
18 | 召し使いたち、心からおそれ敬って主人に従いなさい。善良で寛大な主人だけでなく、無慈悲な主人にもそうしなさい。 |
19 | 不当な苦しみを受けることになっても、神がそうお望みだとわきまえて苦痛を耐えるなら、それは御心敵うことなのです。 |
20 | 罪を犯して打ちたたかれ、それを耐え忍んでも、何の誉れになるでしょう。しかし、善を行って苦しみを受け、それを耐え忍ぶなら、これこそ神の御心に敵うことです。 |
21 | あなたがたが召されたのはこのためです。というのは、キリストもあなた方のために苦しみを受け、その足跡に続くようにと、模範を示しました。 |
22 | 「この方は、罪を犯したことがなく、その口には偽りがなかった。」 |
23 | ののしられてもののしり返さず、苦しめられても人を脅さず、正しくお裁きになる方にお任せになりました。 |
24 | そして、十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。わたしたちが罪に対して死んで、義によって生きるようになるためです。そのお受けになった傷によって、あなたがたはいやされました。 |
25 | あなたがたは羊のようにさまよっていましたが、今は、魂の牧者であり、監督者である方のところへ戻って来たのです。 |